下呂温泉の冬の風物詩、今年も可憐に演出 ?観光客ら花もち作り?
下呂温泉旅館協同組合は17日、しだれ柳の枝を使った花もち飾り作りを同組合旅館会館で行ない、
観光客やボーイスカウト、旅館関係者ら約200名が参加いたしました。
飛騨の冬の風物詩でもある花餅飾りは、通常はカエデなどの枝を木の株に差して紅白餅を付けますが、
当組合では趣向を変え、温泉街の柳並木の剪定された枝を 再利用してオリジナルの花餅を作っており、
しなやかな柳の枝に咲いた可憐なもち花は周りを華やかに彩り、千客万来の象徴として旅館の玄関など
に飾っており ます。
この日は下呂温泉の芸妓さん2名も花餅飾り作りに参加して会場に華を添えたほか、同会館一階にある
下呂温泉神社では迎春の餅つきも行われ、時折雪が舞うあいにくの天気の中、つきたてのお餅や
あつあつの豚汁で温まろうと大勢の観光客で賑わっておりました。