下呂温泉旅館協同組合は18日、下呂市幸田の水明館で「観光まちづくりとホスピタリティ」についての勉強会を開き、旅館経営者や商工会、観光協会、建設業者などの関係者ら約120人が参加いたしました。
勉強会では3名の講師による講演があり、初めに立教大学名誉教授の岡本伸之教授が「観光まちづくりのマネジメント」のテーマで講演。顧客の満足度を最大限高める要因を知り実践することの重要性などを話されました。次に西武文理大学教授の松坂健教授が「デフレ時代を突破するワードパワー10連弾」をテーマに、2010年を乗り切る10のキーワードを明快に解説、最後に岐阜県観光交流推進局長の古田菜穂子さんが「岐阜県の観光施策〜ウェルネスツーリズムと下呂温泉〜」と題し、県の観光プロジェクトにおける下呂温泉の役割などを説明いただきました。
長時間にわたる勉強会でしたが、参加者は観光全般から具体的な下呂温泉への提言まで多岐にわたる話に熱心に聴き入っておりました。