外国人客を受け入れましょう〜旅館組合が研修会を開催〜
下呂温泉旅館協同組合(滝多賀男理事長)では、年々増加している外国人観光客の受入れ態勢を整え、積極的に誘客を図ることを目的に、去る19日、旅館会館で「外客受入れ研修会(旅館業務編)」を開催、旅館関係者ら約50名が研修を受けました。
研修会では「下町の外国人宿」として知られ、これまで80カ国、約10万人の外国人宿泊客を受入れている、東京・谷中の「澤の屋旅館」主人、澤 功さんを講師に招き、最初の基調講演では修学旅行の利用減少などで外国人客の受入れを始めた経緯や苦労話などを披露、その後予約の受け方、フロント、接客などについてシュミレーション形式による実務研修を行い、長年培われた体験的ノウハウに基づき解りやすく講演いただきました。
下呂温泉では年間の外国人宿泊客は約6,000人で年々増加傾向にあり、大手の旅館、ホテルでは積極的にに外客受入れを進めてはおりますが、多くの旅館では言葉の問題などからなかなか踏み切れないのが現状です。
今回の研修会をきっかけに、少しでも不安を和らげ今後の外客受入れに役立てようと、参加者は熱心に聴き入っておりました。