新築トイレでうどんズルズル!?〜完成式で風習再現〜
JR下呂駅前に新設された公衆トイレの完成式で21日、出席者が便器を横目に「うどん」をすするという”珍事”が行なわれました。
これは下呂に伝わる古い風習で、かつてどの家も便所を離れに建てたため、寒い夜に用足しに行ったお年寄りが脳卒中で倒れる事が多く、このため体を温め寿命が延びる事を願い、新築時にトイレでうどんを食べるというもので、最近では屋内にトイレを設置するため今ではほとんど見られなくなった行事が「再現」されたもの。参加者の中には初体験の人も多く、困惑しながらもトイレの中でうどんをすすりながら古い風習などについて語り合っておりました