温泉街にチャップリン登場 〜ブロンズ像設置〜
下呂温泉街の中心地、白鷺橋に3日、喜劇王チャップリンの等身大ブロンズ像が設置され、除幕式が行われました。
本事業は(社)下呂温泉観光協会(滝多賀男協会長)が主催し、観光客らが映画について楽しく語らいながら温泉街散策できるような”映画通り”を目指す「ミラクルマイル」事業の第一弾として、本場ハリウッドの造形アーチストに製作を依頼して完成されたもの。
映画「キッド」のワンシーンをモチーフにしたチャップリン像が除幕されると、しわ1本まで見事に再現された出来栄えに周囲から拍手が沸き起こりました。また、同時に約3万灯のイルミネーションが点灯され、温泉街の夜を華やかに彩っております。
さらに翌4日には下呂温泉旅館会館1階プチミュージアムで「キッド」が弁士付きで上映され、多くの観客がチャップリン映画に魅了されておりました。
温泉街へのアクセスより便利に〜少ヶ野トンネル完成〜
下呂温泉の入り口「帯雲橋」近くの下呂町三原地区で整備を進めてきた「少ヶ野トンネル」が完成し7日、開通式が行なわれました。
今回完成したのは少ヶ野トンネル(延長514m)を含むバイパスの約700m区間。従来区間は五年前に落石によるJR高山本線脱線事故の発生場所で、難所であったこともあり、地元の待望久しい開通となりました。
今回のバイパスの開通により、名古屋・岐阜方面より国道41号線で来られる車はJR下呂駅へ直接アクセスできるようになり、また温泉街へも5分程度短縮され大変便利になりました。
また週末に発生する帯雲橋交差点の渋滞解消にも繋がるものと期待されております。
下呂駅に巨大龍出現!?・・・龍神火まつり開催間近か!
8月1日に行なわれる「龍神火まつり」を目前に迎え、JR下呂駅のホーム上には紅白の巨大な龍が飾られ、観光客の目を楽しませております。
この2頭の龍は、以前実際に使われていたもので、長さ20m、重さ50kg、目を大きく見開き、口からは白い煙を吐いております。
また、沿道には祭りを知らせる「のぼり旗」も立てられ、本番を前に、温泉街は祭りムード一色で盛り上がっております。
湯気と女性で色っぽく〜芸妓みこしパレードの新法被デザイン決まる〜
下呂温泉まつり・芸妓(げいぎ)みこしパレード」(8月2日)で使う法被の新デザイン審査会が先日行われ、最優秀賞に大澤勝弘さん(58)名古屋市中村区=の作品が選ばれました。
パレードでは、毎年、芸者衆と一般参加の女性らがみこしの担ぎ手となり、まつりに花を添えておりますが、これまでのデザインはありきたりだったため、同町が祭りのPRも兼ねて新デザインを公募。全国から49点の応募がありました。
下呂温泉芸寮組合の井上廉組合長ら8人が審査した結果、立ち上る湯気と女性の体のラインが温泉マーク風にうまくデザインされている大澤さんの作品が最優秀に選ばれ、大澤さんには、賞金3万円と下呂温泉へのペア宿泊券が贈られました。
『行ってみたい温泉地』第二位にランクイン
リクルート関西支社が一日発表した温泉地に関する調査で、行ってみたい温泉地として下呂温泉が第二位に選ばれました。
これは「関西じゃらん」の読者アンケートで近畿、中国地方の954人の回答をまとめたもので、神奈川県と中部、近畿および中国地方の117の温泉地のうちで行ってみたい温泉地を尋ねたところ、城崎温泉に次いで第二位にランク。ちなみに第三位は道後温泉という結果となりました。
三温泉に抱くイメージとして、城崎は「料理がうまい」「外湯めぐりが出来る」、道後は「伝統がある」が多く、下呂は「自然に囲まれている」が最も多く、興味深い結果となっております。
「下呂温泉 いでゆ朝市」 開店
下呂温泉合掌村下の特設会場にて28日より「下呂温泉いでゆ朝市」が開店いたしました。
この「いでゆ朝市」は昨年初めて開催し、8月から11月までの期間中大変多くのお客様にお越しいただき非常に好評を博したため本年は期間を延長し、GW中の4月28日から11月中旬までの約7ヶ月間のロングランとなりました。
初日となった28日には、連休の初めでまた好天にも恵まれたこともあり大勢の観光客が訪れ、新鮮な高原野菜や地元の特産品など所狭しと並べられた商品がどれも超お値打ち価格ということもあり、袋一杯買い込む人の姿も多く見られました。
(なお、この「いでゆ朝市」は朝8時より12時まで、期間中毎日開催しております。)
新築トイレでうどんズルズル!?〜完成式で風習再現〜
下呂観光会館駐車場に新設された公衆トイレの完成式で三日、出席者が便器を横目に「うどん」をすするという”珍事”が行なわれました。
これは下呂町に伝わる古い風習で、かつてどの家も便所を離れに建てたため、寒い夜に用足しに行ったお年寄りが脳卒中で倒れる事が多く、このため体を温め寿命が延びる事を願い、新築時にトイレでうどんを食べるというもので、最近では屋内にトイレを設置するため今ではほとんど見られなくなった行事が「再現」されたもの。参加者はほとんどが初体験者で、困惑しながらもトイレの中でうどんをすすりながら古い風習やトイレに飾られた絵手紙などの展示作品について語り合っておりました。
カウントダウンイベント、盛大に開催
下呂温泉では新世紀への幕開けとして「ミラクルマイル2001」と銘打ち大晦日の夜カウントダウンイベントを盛大に開催いたしました。
これは温泉街の中心に位置する阿多野谷沿いおよび下呂駅から下呂大橋にいたる街路樹におよそ5万灯のイルミネーションと「2001」の電飾看板が新年の幕開けと同時に点灯するという、まさに最後のミレニアムイベント。
会場となった「白鷺橋」には観光客や町民など約2001名の観客が訪れ、百年に一度の歴史的瞬間を楽しもうと、厳しい寒さをものともせず、大変な熱気で大いに盛り上がりました。
午前0時、21世紀のスタートの瞬間すべてのイルミネーションが点灯され、同時に花火が打ち上がると、会場のボルテージは最高潮。鏡割り、サンバ等も行なわれ、新世紀の幕開けとして最高の雰囲気に飾られたイベントとなりました。
(イルミネーションは4月8日まで実施いたします)
温泉街にジャンボ門松お目見え
新世紀の幕開けをでっかく祝おうと、下呂温泉の中心街、白鷺橋歩道に20日、高さ6.3mもあるジャンボ門松一対が登場いたしました。
これは町議会議員や商工会、造園業者らで作る実行委員会が企画したもので、当日には約40名のスタッフが参加。直径1.7mの土管に杉皮を捲いて土台をつくり、町内で調達した「厳選もの」の竹18本のほか、杉4本松6本を飾り付け、最後に梅とナンテンをあしらい完成いたしました。
参加者は「竹の太さや風格では日本一の門松」と出来栄えに満足した様子。夜のライトアップも行なわれる予定で、観光スポットとしておすすめです。なお、この門松は2001年1月中旬まで飾られます。
下呂温泉絵手紙コンクール 大賞決まる
第1回下呂温泉絵手紙コンクールの審査会がこのほど、益田郡下呂町森のふれあいセンターで行われ、最優秀賞に福岡修さん=東京都江東区、優秀賞に阿部ひとみさん=岐阜市=と大野有里奈さん=恵那郡付知町=が選ばれました。
同コンクールは、自然豊かな下呂温泉を全国の人に知ってもらおうと初めて開かれ、公募の情報誌などで呼び掛けた結果、2カ月で712点の応募がありました。
審査は下呂郵便局長や地元の絵手紙の先生らによって行なわれ、自然豊かな下呂温泉を全国にアピールできるかなどを基準に、各賞26点が選ばれました。なお優秀作品は今後下呂温泉のPRに使われます。また、応募作品は同町湯之島の「湯の街ギャラリー」で展示する予定です。
(近日中にホームページでも公開予定)